娘の病気と私の思い
こんにちは! るんらびです^^
前回ざっと入院した経緯や退院するまでの流れを話しました。
今回は娘の病気について書きたいと思います。
娘の病気は先天性のもので、副腎が機能せずに成長ホルモンが上手に出せないという病気でした。こんなにも見た目は元気なのに、知らないだけで色々な病気があるのだなぁと自分は健康な身体で生まれ育ったことに感謝しました。
それと同時に、健康に産んであげられなくてごめんねと娘にたくさん謝りました。
と言うのも、私自身が妊娠をしてから出産まで、あまり胎児に良いことをしてこれていなかったんじゃないのかと不安に思っていたんです。
8ヶ月に入るまでは仕事をしていたので、朝は8時までに出勤して17時までフルタイムの工場勤務でした。
その為、朝はなかなかだるくて起きれず、7時半に朝食を食べずに家を出て、コンビニに寄り飲み物とお弁当を購入し会社へ。
そのまま仕事をして家に帰る頃には真っ暗で、ご飯もそこそこに疲れきって寝るーー。そんな日々の繰り返しで、あまり健康に良い物は食べていなかったかなと心配していました。
仕事をしていたので、もちろんクレームなどもあり、私が担当している製品で不備があり散々攻められて泣きながら帰ったこともあります。(次の日起きられませんでした)
体力的にも精神的にも、もういっぱいいっぱいで仕事が本当に辛かったです。
そんな妊娠期間でしたので、自分の中で娘に可哀想な事をしただろうか・・・・・・との不安がありました。
病気が判明して入院生活をしていく中で、なんとなく夫にそのことを相談していましたが、ある日突然、夫は私に言ったんです。
「親父が、コンビニ弁当ばっかり食べてたから○○(娘)が病気になったんだって言ってたよ」
・・・・・・1番、このタイミングで言われたくないことでした。
夫は私がそのことについて悩んでいたのを知っていたのに、私をかばうどころか父親の意見に賛同して私に話して来たんです。
頭にきましたし、それ以上に悲しさがこみ上げてきました。
大泣きしながら周りにあった枕や携帯を夫に向けて投げつけ、病室から出て行けと騒いでしまいました。
幸い、看護師さんも巡回の時間ではなく夫と娘だけでしたので、私が暴れていることは知られずにすみました。
夫も私のそんな姿を初めて見たので慌てて謝って慰めてくれました。
私がそれほどまでに気にしていた事も、その時にようやく気がついてくれたみたいでした。
娘はその病気のために、入院中から毎日ステロイドの粉薬を3回飲み続けることが始まりました。その薬を飲んでいるから体調が良く元気でいられるのだと教わりました。
1日6時間は空けて3回を定期的に忘れず飲ませるため、朝昼晩の3回は薬とミルクのタイミングを合わせなければなりませんでした。
その為、早めにお腹が空いてしまって泣いていても、次の薬の時間がまだ1時間あるからとミルクを飲ませられずに泣いている娘をなぐさめていなければなりませんでした。
産後疲労と寝不足のフワフワしている身体で泣き声を聞きながら立ち抱っこでなぐさめるというのは、いくら4キロの赤ちゃんであってもしんどい事でした。
その薬はもの凄く苦いと聞いていたのですが、娘は最初から嫌がらずに飲んでくれました。飲まなきゃいけないのだと、本能的に感じていたのかもしれません。
赤ちゃんに粉薬を飲ませるためには、哺乳瓶の乳首を使います。
乳首の部分にギリギリ入る量の白湯で薬を溶き、そのまま乳首に入れて吸わせます。
飲んでくれれば、そのままミルクタイムです。(この時だけはおっぱいは無しです)
もし寝てしまっていて薬の時間になった時は、スポイトで無理矢理口の中に入れて飲ませてしまいます。
それだけ、薬の時間は厳守でした。
そんな中で、娘の身体にもう一つの異変がおきていましたーー。
《つづく》