頑張る人が「損」をするのが常識?

 

毎日、仕事に頑張り続けて。

会社の為に必死で働いて。

 

苦労して考え、体力的にも疲弊して・・・。

 

それでも、会社の為、自分の生活のために頑張っている

社会人のみなさん。

 

心から、お疲れ様です。

 

会社では、我慢しなければいけないことが沢山ありますね。

楽しいことや、やりがいがあることもあるとは思いますが、

それだけじゃなく、しんどいことや大変なことは沢山あります。

 

仕事が終わらずに、残業になることもありますよね。

 

わたしが、常に疑問に思っていることがあります。

 

それは、頑張る人が結局は損をしてしまっているのではないか?

ということなんです。

 

仕事をしていると、色々な性格の人と接しなければいけませんよね。

上司の言うとおりに素直に従ってそれ通りに事を進められるひとは優秀です。

 

ですが、そうでない人もいます。

気に入らないことを気に入らない、おかしいと言えたり、

自分の仕事はいまこうなっているから、そっちの仕事は向こうがやるべきだ!

などと、自分の感情をそのまま相手に伝えられる人もいます。

 

気に入らないことは、納得いくまで、自分の意見に従わせられるようになるまで怒鳴ってくる人もいます。

 

そんな人の相手をしているのは、だいだいは真面目にやっている人です。

自分のことばかりな人を相手にするのはとても疲れるものです。

だって、自分がどこかで折れなければ相手が折れることはないのですから。

 

そして、そうふう人の方が、真面目に頑張り続けている人よりも得をしていると思うんです。

 

真面目に、言われたとおりに断れずに仕事をしている人は、ストレスもその分かかります。

それでも正しいことを頑張り続けるのは当たり前な社会ですから、必死に仕事をしますよね。

 

ですが、その頑張りが会社に認められていないのが大きな問題です。

 

会社は結果が全てです。

役職や、仕事の結果で個人の評価をされたりすることの方が多く、

本当に文句も言わずに仕事をしている人達の給料が上がらないことは沢山あります。

 

それも、自分の言いたいように文句も言えている人と比べると、そんなに変わらなかったり、むしろ相手の方がもらっているんじゃ・・・。なんてこともあります。

 

自分が普段、どれだけ我慢して、言われることを飲み込んで、頑張り続けているのかを、会社はわかってくれません。

 

会社どころか、社会の常識がそうなってしまっているんです。

 

仕事に感情は必要ない。そんなこと言ったら語弊がありますが、

言いたいことを言いながら自分の思うとおりに仕事ができる人の方がずっと得です。

だって、言っても言わなくても、そこで評価されなければ給料は変わらないのですから。

 

自分の今までの努力はなんだったんだろう・・・。

 

そうおもってしまう人もたくさん出てきます。

残業が嫌だったのに、押しつけられてしまって断れなかったという人もいると思います。

それは全て、その人の真面目さと性格が生み出した結果なんですよね。

 

その違いは、本当に会社の方針や一緒に働く人によっての違いもありますが。

 

「見て欲しいところを見てくれていない」

 

そんな状況なんじゃないのかな。と、思ってしまうのです。

 

これは、わたしの持論ですし、社会のシステムがそうだと言うのなら、それに従うしかないのが国民です。

 

それだけ、常識や雇用には人々を縛れる力があるんですよね。

 

真面目な人が、愚直に頑張って仕事をして、やればやるだけきちんと評価され、報酬ももらえる・・・。

 

わたしは、そんな社会を熱望します。

 

頑張りは無駄じゃない。

自分のために。家族のために。

この国のために。

 

頑張り続けているみなさんが、一日も早くもっと評価される日がきますように――。

 

 

(つづく)