娘の身体の異変

こんにちは! るんらびです^^

 

前回の続きです。

 

先天性の病気で入院していた娘ですが、娘の身体にもう1つの異変がありました。

それは、血便です。

 

生まれてすぐの頃は、普通の赤ちゃん特有の柔らかな便だったのですが、入院生活を続けていく中でだんだんと血便が目立ち始め、最終的には本当に真っ赤になるまでになってしまいました。

しかし、当の本人は泣く訳でもなく普通の顔をしていて、痛みなどは何もない様子でした。

私は動揺してしまったので、慌てて看護師さんを呼んでドクターに報告して診察していただきました。

 

ですが、しばらく血便についての説明はなにもありませんでした。

どうして? 普通に見過ごされているこの血便・・・・・・。一体、どうしてなにも説明がないの? と、なんで? どうして? ばかり思っていました。

それでも、娘は普通でしたのでそんなに慌てずに過ごしました。

 

そして、ドクターが診察に来てくれたタイミングで、思いきって血便について聞いてみました。

答えは一言「わからない」でした。

 

娘の血便の原因がわからずに私達に説明ができなかったみたいでした。

赤ちゃんの身体は様々に変化し、不調もいろいろあったりします。

痛みのない腸が傷ついている様子のない血便でしたので、検査などをとおして原因を探っていてくれていました。

 

「何も言わなかったのではなく、言えなかったのか・・・・・・」

と、この時にようやく知ることができました。

 

それから同じ小児科医の腸に詳しい先生に相談してもらい、ようやくこれが原因ではないか? というものが出てきました。

 

それが、ミルクアレルギーでした。

 

ルクアレルギーになると、血便が出る可能性があるらしいのです;

そんなこと、言われてもすぐには信じられませんでした。

赤ちゃんにとって必要なミルクが血便の原因?

それじゃあ、この子はどうやって育てれば良いの・・・・・・?

 

頭の中がパニックでしたが、母乳を少しあげていたので私も乳製品を取らないように気をつけましょうという事でした。

おっぱいをあげる為に牛乳を飲んでいたのでお茶にかえて、乳製品の入ったパン類なども食べないようにとの指摘がありました。

 

それと同時に、飲んでいた粉ミルクもかわることになりました。

アレルギー用のミルクを病院で用意してくれるとのことで、じゃがいものデンプンで出来ているミルクを用意していただきました。

 

牛乳屋さんのように瓶に入って毎日支給されました。それを人肌に温めて哺乳瓶に移して飲ませます。

 

そのミルクが、娘はとても苦手な様子でした。

赤ちゃんなのに、ミルクを飲ませると最初だけは嫌そうに顔をしかめました。

そのまま慣れてくれば飲み進めてくれましたが、毎回あげ始めの一瞬は嫌そうな顔をしていて、父がそれを見て「可哀想だな~」と呟いていました。

1番のご馳走でなければいけないミルクが美味しくないのは、本当に可哀想だったなと思います。

 

私は乳製品を我慢し、ミルクもアレルギー用にかえたことで血便が良くなるかと思っていましたが、なかなか色が薄くはなってもなくなることはありませんでした。

直ぐに良くならなくても本人が元気で色も薄くなっているので大丈夫とのことでしたので、それからは不執拗に心配はせず経過を見守っていきました。

 

入院中の血便についての大きな出来事はこのくらいで、退院してからもアレルギー用のミルクを購入し続けてあげていました。

 

母乳は飲みもあまり良くなかったので退院と同時にやめてミルクのみでいくことにしました。

 

気にしなくなり、乳製品を控えながら生活していく中で、娘が1歳になるころには血便はすっかりなくなっていました。

ドクターの話によると、ミルクアレルギーだったのが直ったのではないか?

ということでした。

赤ちゃんは1歳までにそうゆうアレルギーが自然と治ったりする場合もあるそうです。

 

パン類を離乳食であげても全然大丈夫でしたので、1歳以降は血便やミルクアレルギーのことはだんだんと気にかけることもなくなっていきました。

粉ミルクは最後までかわらずにアレルギー用のミルクを買い続けました。

結構、高かったですね^^;

 

それでは、今回はここまでにしたいと思います。

 

《つづく》