辛辣なプランナーと不満な私

こんにちは! るんらびです^^

 

前回の続きです。

 

私と夫でミーティングに呼ばれ、プランナーの人と相談をすることになった時、この時はプランナーさんとは最初の家族のミーティング以来、少し久しぶりに会った日でした。

席について何やら険しい表情のプランナーの方。

話し合いが始まると同時に、開口一番に

 

「ゼクシィとか読まないんですか?」

 

と言われました。

誰もが知る結婚式を目前にした人のための女性誌ですよね。

 

もちろん買ったとこはありますし、眺めたことはあります。

ですが、結婚指輪やドレスの写真など眺めている程度で、結婚式について勉強するためにーーというわけではありませんでした。

 

何故、急にそんなことを言い出すのか、全く分かりませんでした。

そのままプランナーの人は思いを一気に告げてきました。

 

「結婚式は、今まで育ててくれた両親や家族に感謝とお礼をする場であって、披露宴はみんなでワイワイ宴会をする場ではありません。何がしたいかも具体的な意見を出さず、式に関して全くの無知なのはいかがなものかと思います。こちらは式や披露宴などについて細かくまとめてある書籍なので、読んで下さい。」

 

そう言って、一冊の本を私に向けて渡してきました。

 

確かに、しっかり本などで勉強しているわけでもなく、何が分からないのかも分からないほどの無知さでしたので、ベテランのプランナーさんからしたら頭にくるのかもしれません。ですが、若く流れにのってきただけの私たちにとって、その時のプランナーさんの態度は不快でしかありませんでした。

 

その日は今後の予定と次の日程を決める話し合いのみで終わりました。

もう、そもそもがプランナーさんの不満をぶつけるための話し合いのようなものだったと思います。

 

私はその日を境に、プランナーさんに対して良かった印象が真逆に変わりました。

貸していただいた本はしっかり読みましたが、それでも腑に落ちなかった。

やっぱり結婚式を挙げるのはやめたいな・・・・・・そんなことばかり考えていたと思います。

とにかくプランナーさんにはもう会いたくない。

あのプランナーさんとの結婚式を挙げたくない。

 

それからも、プランナーさんに対しての不満を私は言えず、プランナーさんは気になる部分を容赦なく私に言ってくるようになりました。

 

知らないところで、義妹がプランナーさんと仲良くなっていて話しをすすめてくれていましたので、プランナーさんは義妹にも私の不満を言っていたのだと聞きました。

 

家族間なら言い合っても良い不満はあるかもしれませんが、家族ではないプランナーさんが家族間の愚痴や不満に乗っかるのはいかがなものか?

そんな単純な不満だけが残り、気持ちよく準備をする気分にもなれませんでした。

 

 

それでも、ようやく後半になりドレスの試着ができるという日になると嬉しさもありました。やっぱりウエディングドレスは憧れていましたから。

 

あまりドレスの数は多くはありませんでしたが、これが良いというドレスは見つかりました。幸いにもあまりお腹も目立たなかったので、本当にお腹にいるの? 

と言われるほど自然な感じに着ることができました。

 

カラードレスも何着が試着をして、ピンクのドレスに決まりました。

その当時は入荷したばかりの新作で、着る人は私が初めてですと教えて貰い、時別感のあるドレスになりました。

 

色々な気持ちもあって進んでいった結婚式の準備もいよいよ大詰めになってきた頃、次に私にやってきた試練は、親族からの不満でしたーー。

 

《つづく》